2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

備忘録38(2018.04.03)

「職場の役職人事なんかスタッフの選挙で決めたらええのに」と思うことがしばしば…。福祉の業界では基本的に「営業成績」的な数値化できる考課材料なんかないんやから、「この人がリーダー/ボスやったら仕事しやすいな/心強いな」という現場基準で選挙した…

備忘録37(2018.03.27)

「私たちは酷い国に住んでいる」と自覚するところから始めよう。 ■息を吐くように嘘をつき、普通の日本語による意思疎通ができず、民主制を破壊することをライフワークにしている、品性劣悪な政治家を大量に当選させてしまう民度の低い国であることを自覚し…

備忘録36(2018.03.12)

佐川さん、結局守り抜かれるどころか、まんまと「トカゲの尻尾」にされちゃいましたね。 内閣官房直属で、各省庁の幹部級職員の人事権を掌握する「内閣人事局」が発足してこの方、キャリア官僚は常に首相官邸の顔色を窺わなければならなくなった。 挙げ句、…

備忘録35(2018.03.10)

いわゆる「事無かれ主義」って、実は「破滅願望」の裏返しなのでは…。「何も起きない/面倒を起こさない」ことを願い続けていると、いつの間にか、いざ目の前で実際に起きた/起こしたミスや不正といった瑕疵を「何も起きなかったことにする」ようになる。「…

備忘録34(2018.01.17)

最近ネットでよく目にする「リーダー」と「ボス」の違い。でもこれだと、「偉そうにふんぞり返ってる『ボス』などという存在は不要!」「先頭に立って導いてくれるリーダーさえいれば大丈夫!」となってしまうのでしょうか?うーん…何か違和感…。 「リーダー…

備忘録33(2018.01.06)

「上から目線の人」も、「謙虚を通り越して卑屈な人」も、人間としての経験なり知見なり能力なりの在り方を錯覚しているのではないかともやもや。 「上から目線の人」は自身を「A」と看做して、自分は相手=「B」の経験なり知見なり能力なりは全てカバーして…

備忘録32(2017.12.25)

まともな暮らし、まともな社会、まともな政治、まともな人…こないだは「正しさ」が放つ胡散臭さについて考えていたんですが、そしたら「まともさ」についても考えてみなあかんなぁ…と。「正しさ」とどう違うんでしょう? 「まとも」は「真面」と書きます。「…

備忘録31(2017.12.22)

シチュエーションとしては想像しにくいですが、「まともな社会」と「正しい社会」、どっちで暮らしたいですか?と尋ねられて「正しい社会で暮らしたい」と答える人(あんまりいないか…)とは多分友達になれないなと感じる今日この頃です。 何というか、commo…

備忘録30(2017.10.29)

いまだに何の迷いもなく、自公政権のための集票に徹する創価学会員の方々に伺いたいことがあります。あなた方にとって「信仰」とは何なのでしょうか? 公明党の議員、学会幹部、池田大作、日蓮、釈迦の「言葉」を無批判に、何の疑いも差し挟まず、自分自身の…

備忘録29(2017.10.19)

道幅が狭く、見通しの悪い交差点。しかも信号はない。一部の周辺住民は「これじゃあ、いつ交通事故が起こってもおかしくない。せめて信号だけでも早く設置してほしい」と声を上げ続けた。 しかし、大多数の周辺住民は、内心では「あー、確かにあの交差点、ち…

備忘録28(2017.10.17)

ブラフだけの北朝鮮よりも、実際に放射性物質を含む素材でできた大型ヘリを民有地に落っことす米軍の行動のほうが、よっぽど日本にとっての「脅威」「武力攻撃」と呼ぶに相応しいと思う。「国民の生命、財産」を「米軍の脅威」から守るのも政府の役割なんじ…

備忘録27(2017.10.12)

これは確かに重要。 【戦後過去最低の投票率→安倍政権誕生】 つまりは、戦後最も有権者の支持を得ていない政権=安倍政権ということになる。 それでも日本の選挙制度には「選挙が無効になる最低投票率」の設定がないから、一部の有権者の利害しか代表してい…

備忘録26(2017.10.05)

カンチガイしてはいけないこと。 今度の選挙は日本社会を「よりよくするための選挙」などというレベルには到底達しない代物だと思います。本来の選挙というものよりも、かなり次元の低い戦いではないかと。 そもそも「解散」のプロセスからしてそうですが、…

備忘録25(2017.06.16)

共謀罪新設を「急ぐ根拠」、憲法改正(正しくは憲法廃止)の「時期的なメド」… 日本のアスリートやスポーツ関係者たちは、東京オリンピック・パラリンピックがここまで醜悪な「ダシ」に使われていることに対して、怒りを覚えないのだろうか。 思えばアベの「…

備忘録24(2017.06.13)

一応報告… シンポジウムのピンチヒッター、何とか乗り切りました。 出番の最初に、アイスブレイクのつもりで「ご意向」「忖度」ギャグをぶち込みましたが、見事にややウケ、ややスベリのいたたまれない感じになりました。シュール過ぎたのかな… 結論から申し…

備忘録23(2017.06.01)

うちの職場の場合は、NPOを名乗ってはいるものの、この記事で語られる「NPO」とはちょっと違う。どちらかというと「社福」の部類(実際に社福の法人格も持っているし)。有り体に言ってしまえば「行政の下請け」をやっているから「食いっぱぐれ」はない。 介…

備忘録22(2017.05.24)

ユン・チアン/土屋京子(訳)『ワイルド・スワン (上・中・下)』(講談社文庫)講談社,1998. 私の母とちょうど同時代を生きてきた著者(女性)が、自身の祖母~母、そして著者自身の目線で激動の20世紀中国を捉えた大作。ノンフィクション小説というか、もはや…

備忘録21(2017.03.30)

「日本死ね」は「呪詛」であると同時に、れっきとした一つの「対案」だと思う。 現代日本社会が抱える問題を根本的に解決するためには、日本社会が「一旦死ぬ=破綻する=リセットされるほかない」という「対案」。 実際「戦後日本」はそのようにして誕生し…

備忘録20(2017.03.21)

「不正をただせ」と言うと、決まって「綺麗事ぬかしてんじゃねぇよ、このタコ」という非難が返ってくるようですが、「不正をただす」ことはそもそも「綺麗事」ではありません。 「不正をただす」ことはあくまでも「クソの処理」であって、完全に「シモ」の話…

備忘録19(2017.03.09)

「クソみたいな世の中」を現出するのは特定の「クソみたいな人間」ではない。 「クソ」はどんな人間でもその体内に持ち合わせているもの。問題なのは、「クソ」が排出された際、最終的にそれを「無害化する仕組み」が社会において「機能不全」に陥っているこ…

備忘録18(2017.02.18)

加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(新潮文庫)新潮社,2016. 中高生への講義録をまとめた本なので、とっても読みやすい。しかも、史料的なエビデンスをもってきちんと「冷静に考えさせてくれる」秀逸さ。 日本人は「戦争」に「巻き込まれた」…

備忘録17(2017.01.16)

「生前」は作品が全く売れなかった、評価されなかった音楽家や画家のことをよく「悲劇の○○」というけれど、「生前に評価されなかった」ことが本当に「悲劇」だったのかどうかは、その故人本人の言質が無い限り、他人には到底知り得ない。仮に生前の言質があ…

備忘録16(2016.11.15)

高橋まつりさんの生前のツイートから。 ----------------------------------------------------------まつり ‏@matsuririri 2015年11月3日「生きるために働いているのか、働くために生きているのか分からなくなってからが人生。」--------------------------…

備忘録15(2016.11.10)

「一億総活躍社会」って、結局は「国民全員が金儲けのためにひた走ることを強要される社会」のような気がしてきた。 ある人が「活躍しているか/していないか」を計量する基準を「金を儲けているか/儲けていないか」に「一本化しましょう」と言われているよ…

備忘録14(2016.09.15)

「革が(かつて)皮であった」ことに思いを致す--「いただきます」にも通じる「いのち」への眼差しを感じます。 私の目の前にある物/いる者が、何故「今」私の目の前にあるのか/いるのか。 その物/者が、私の目の前に辿り着くまでの軌跡を想像する視点が…

備忘録13(2016.09.08)

「お笑い芸人」に限ったことでもないですね。組織や社会の規模に関係なく、「日本型?組織/社会」では往々にして見受けられる…というか、根幹を成してますよね、この「空気読まなきゃ圧」…言い換えたら「和を以て貴しと為す」なのかしら…?そうなるともうDN…

備忘録12(2016.08.17)

「ヒロシマ」「ナガサキ」という歴史を有し、仮初めにも「非核三原則」を国是とする国なら、真っ先に「支持」を表明してオバマ大統領を後押しするのが“筋”だというのは子どもでも分かる。 あなた「個人」が原発大好きだろうが、核兵器大好きだろうが、文句を…

備忘録11(2016.08.13)

何度読み返してみても、この賢明な人が、今この時に日本の天皇を務めていることは天祐としか思えない。 重要なのは「生前退位」そのものではなくて、「何のために生前退位が必要なのか」ということ。それは紛れもなく「天皇が『象徴』としての機能/役割/務…

備忘録10(2016.07.30)

この質問に対する「ベストアンサー」は何度読んでも秀逸。5年も前の記事やけど、是非皆さんにも読んでいただきたいです。 相模原の事件に関する多くのマスコミの報道で「危うい」と感じたのは、容疑者が大島衆院議長へ宛てた手紙の文面を「公表するだけ」で…

備忘録9(2016.07.16)

『ゴールデン・スランバー』と『図書館戦争』のDVDを立て続けに鑑賞して、テレビのモードを地上波に切り替えた途端に、自民党のCMが流れたもんだから、本当に笑えなかったんです。参院選前のあの日は。 国家権力によって日本版オズワイルドに仕立て上げられ…