備忘録36(2018.03.12)

佐川さん、結局守り抜かれるどころか、まんまと「トカゲの尻尾」にされちゃいましたね。

内閣官房直属で、各省庁の幹部級職員の人事権を掌握する「内閣人事局」が発足してこの方、キャリア官僚は常に首相官邸の顔色を窺わなければならなくなった。

挙げ句、公文書の改竄なんていう犯罪行為にまで手を染めてやったのに、事が露見したら掌を返したように「トカゲの尻尾」にされて切り捨てられる。

同じようなことが今後、加計学園問題では文科省にも、裁量労働制関連問題では厚労省にも、当然起こり得る。これまでさんざん「忖度」してきてやったのにねぇ。こんなんじゃ「割りに合わない」ですよね、キャリアの皆さん。

そんな「割りに合わない」、下手したらエリートから犯罪者に一発転落しかねない危険も孕んでいる官僚という職業に、今後優秀な人材が集まるんでしょうか。

「国権の最高機関」である国会ばかりか、行政運営の要である官僚機構まで無力化しようと躍起になっているアベ友政権。あ、ついでに司法の無力化にも絶賛邁進中だった。「三権分立」どころか「三権バラバラ分解」を目指しているとしか思えない。

あんたら、そんなにこの国が憎いのか?そんなにこの国を完膚無きまでに叩き壊したいのか?その日本社会と国民を丸ごと巻き込むような破滅願望はどこから湧き上がってくるの?

誰か教えてください。