2019-01-01から1年間の記事一覧

備忘録97(2019.12.19)

「なぜ民事で争わねばならなかったのか」=「なぜ刑事事件にならなかったのか」が追及されない限り、本当の被害者救済や社会秩序の維持は程遠く…。「判決では『酩酊状態にあって意識のない原告に対し、合意のないまま本件行為に及んだ事実、意識を回復して性…

備忘録96(2019.12.18)

今日は相談支援従事者の初任者研修。例によって集団指導(←これ、業界用語だよね)よろしくただの「踏み絵集会」で苦痛でしかなかったんですが、最後の講義1コマだけが異様に聴き応えがありました。障害者虐待防止の講義でしたが、事業所スタッフによる虐待…

備忘録95(2019.12.05)

自民党幹部「うまく逃げ切った」 公明党幹部「首相が逃げ勝った」この人たちの脳味噌は一体どういう構造をしているのだろう?逃げ切っただの、逃げ勝っただの、それは「逃げなければいけないような(悪い)ことをした」と自認していないとできない発言だろう…

備忘録94(2019.12.04)

https://twitter.com/mainichi/status/1202002069915234304?s=19↑↑↑おいおい。とうとう言うに事欠いて「障害者」に責任転嫁ときたよ…一体どこまで品性下劣なんだ、この男は…。自民党にも公明党にも官僚にも司法にも問いたい。こんな男を必死こいて「守る価値…

備忘録93(2019.11.29)

【疑似老子的社会もしくは韓非子もどき的社会】 「どうか、きゃつらに天罰よ、下りたまへ」と祈らずにはおれない案件が多過ぎて目が眩む。警察も動かない、検察を含む司法もだんまり。だったらもう「天罰」頼みしかないじゃん…って、日本が法治国家ではない…

備忘録92(2019.10.16)

「ボランティアが不足している」という語法、いい加減やめてください。一定規模のボランティアの確保を前提として、問題解決に必要なリソースがやっと「±0」になる想定はマジであかん。volunteerはあくまでも「義勇兵(志願兵)」でしょ。「志願者が不足して…

備忘録91(2019.08.30)

文政権の対日強硬姿勢や大統領側近のスキャンダル疑惑について、日本のマスコミはドヤ顔で躍起になって報道していますけど、そんなことに血道を上げている場合なんでしょうか?日本では、首相の側近や取り巻きにとどまらず、首相本人が自殺者まで出した疑惑…

備忘録90(2019.08.27)

京都アニメーション放火の犠牲者25名の方々の実名が公表された(これで35名全員)。ここでどうしても頭を過るのは、相模原事件で殺害された方々のこと。3年経った今も実名は非公表のまま。実名公表の是非については、いろいろな意見があるだろうし、二つの事…

備忘録89(2019.08.26)

《ここからはじめまして あなたは羅針の鳥 ひたすら胸の中の音を頼りに飛んでいけ》「羅針盤」ではなく「羅針鳥」であることの意味を考える。「羅針盤」が指し示す方角は、一見「絶対的」で「客観的」な「正しさ」を保証しているかのように見える。しかしそ…

備忘録88(2019.08.19)

戦後、アメリカ占領軍の軍属として働いていた日本人が、朝鮮戦争の勃発によって半島の「前線」にまで送り込まれていた。しかも「通訳」や「炊事係」としての従軍だったはずなのに、いつの間にか銃を持たされ、戦場で人を殺したり、逆に殺されたりしていた…「…

備忘録87(2019.08.05)

佐世保で生を受け、育った者として、全ての被爆者と核廃絶のために行動されている方々に対して、心からお詫びを申し上げます。本当に申し訳ありません。我が故郷が、長崎県の恥、日本の恥に成り下がってしまったことに、憤りを禁じ得ず、誠に慚愧に堪えませ…

備忘録86(2019.08.03)

「表現の不自由展・その後」での作品展示が「脅迫」と「政治的圧力」によって中止された。まさにこの事象自体によって、「表現の不自由」が日本において現在進行形であることが立証されてしまった。河村たかし名古屋市長も件の作品「平和の少女像」展示を批…

備忘録85(2019.08.01)

https://www.jiji.com/amp/article?k=2019073001046&g=pol現段階における厚労省の見解との整合性は何とか保った…という感じですね。まずは「全額自己負担」にならなくてよかった。ただ、その「厚労省の見解」というのがくせ者で、「障害当事者が就労すること…

備忘録84(2019.07.21)

「れいわ」の船後さん、当確おめでとうございます。ALS当事者の船後さんが国会議員になります。国会議事堂のバリアフリー化、そして何より、基本的に「議員本人」しか入れないことになっている本会議場に「ヘルパー」が入ることができるのか、さあ、どうする…

備忘録83(2019.07.21)

近所の喫茶店でモーニングした後、満を持して一票投じて来ました。投票済み証、経費節減で廃止されてたから、「投票割」のサービス受けられねー。USJとかクラブみたいに、ブラックライトで光るスタンプを手の甲に押す方式にすればいいのに(笑)選管さん、是非…

備忘録82(2019.07.19)

今日は仕事が休みだったので、たまたま「あさイチ」見てたら、久米さんがゲストでびっくり。これ、生放送のゲストとして久米さんを招いた時点で、ある程度は予測できていた事態。つまり、多分これ、NHKの、あさイチの、「現場」の人たちの上層部に対する「抵…

備忘録81(2019.07.10)

【この国の民主主義は「形」だけでいい】映画「新聞記者」マジで必見。参院選前の今だからこそ、一人でも多くの人の目に届いてほしい。森友問題(公文書改竄をめぐる近畿財務局職員の自殺)、加計問題、伊藤詩織さんレイプの揉み消し…全部織り込んでます。こ…

備忘録80(2019.07.09)

ブラック校則、ブラック企業というけれど、「ブラック」は、もはやそういう特定の場だけを指す形容詞にとどまらない。社会全体がブラックになりつつある。まさに「ブラック社会」。生きること自体に心身が疲弊してしまう社会。「ただ生きる」ことが許されな…

備忘録79(2019.06.16)

これ必読。うちの若い衆も是非読んでね。今までは、障害福祉サービスが介護保険に統合されたら、ただ漠然と「サービスの質も量も低下する」ぐらいに考えていたけれども、そもそも「税」ではなく「(社会)保険」の枠組みになることそのものが、障害者の「存…

備忘録78(2019.06.12)

これがOKなんだったら、今度何か買い物して請求書がうちに届いても、こう言えば「タダ」になるんやね。「請求書?そんなもん、俺様は受け取らないよ。受け取らないんだから、その請求書は『存在しない』のと同じでしょ?だから代金も支払う必要ナイナイ」こ…

備忘録77(2019.06.05)

つ、疲れた…こんなときは毒づこう。【アベ様から、国民みんなへのメッセージ】◼️平穏な老後を送りたかったら2,000万円ぐらいは各自、自己責任で用意しといてね。死ぬまで働き続けるか、生活費もっと削るか、投資でもすればなんとかなるでしょ?◼️それから、…

備忘録76(2019.05.31)

川崎の殺傷事件。テレビのどのチャンネルを見ても、防犯、防犯、防犯…。「子どもを守るにはどうすればよいか」は確かに重要だけれども、自分自身の「当事者性」を「被害者」サイドに働かせるだけでいいんだろうか。「殺された子どもや保護者は、我が子や私自…

備忘録75(2019.05.28)

【障害者福祉という生業(ナリワイ)②】「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずといへり」とは言え、実際の社会における人間関係には「上下」が確かに存在している。というか、人間集団が単なる「群れ」ではなく、「組織」や「社会」として機能するた…

備忘録74(2019.05.22)

【障害者福祉という生業(ナリワイ)①】障害者と呼ばれる人たちと関わることを自身の「生業」としてから丸12年(ちょうど年男だったなぁ…)。最初は、「食べていく」という意味でも、「ライフワーク」という意味でも、彼ら/彼女らと関わることを「仕事」に…

備忘録73(2019.05.01)

断言してもいいけど、「新しい時代」なんか全く始まっていない。「令和」が始まったところで、この社会の在り様は、現実は、何一つ変わっていない。「元号が変わる=時代が変わる=何か問題がリセットされる」みたいな、今この日本を覆っている空気、何とか…

備忘録72(2019.04.08)

選挙の勝因や敗因について、スポーツの試合結果分析よろしく報じているメディアが多いですけど、政治(選挙)の「プレイヤー」って、政治家じゃなくて「有権者」じゃないんですか?まるで「観客」か「スポーツ記者」のように選挙結果について語るキャスター…

備忘録71(2019.03.19)

これまでは、学生や若手スタッフに対して「『地方』ではメニュー(重度訪問介護という制度・サービス)はあってもシェフ(サービスを提供する事業所)がいない」という説明をしてきた。利用の対象となる障害当事者の絶対数が少ないために採算が合わない、長…

備忘録70(2019.02.15)

さっき、とあるお世話になった方々にお礼状を認めていて、末尾に「敬白」と書いた時に、ふと思った。何故「白」には「言う」とか「申す」とかいう意味があるんだろう?告白、独白、自白、科白(せりふ)…全て「白い=white」とは一見関係無さそうな言葉だが、…

備忘録69(2019.02.05)

「障碍」も「障がい」も、どちらにも何か違和感を覚えてしまう…。どちらも「害」の字を忌避する理由が、「障害」を当事者に帰着させる捉え方に基づいているように見えるからでしょうか。まずもって理屈がよく分からない。「『害』の字は他人を害するなど否定…

備忘録68(2019.02.02)

「このままでいいのか?」という問いかけは、実際に何か具体的な「課題や危機に直面している」ことに起因するのか、それとも現状に対する単なる「マンネリ」に起因するのか。最初、前者はシビアな「危機感」のこと、後者はエモーショナルな「嫌悪感」とか「…