備忘録80(2019.07.09)

ブラック校則、ブラック企業というけれど、「ブラック」は、もはやそういう特定の場だけを指す形容詞にとどまらない。社会全体がブラックになりつつある。まさに「ブラック社会」。生きること自体に心身が疲弊してしまう社会。「ただ生きる」ことが許されない社会。

こんなことを言葉にするだけで、さらに疲労感がonされる。あー、疲れた。でも、もし「黙ってしまったら」もっともっと疲れるんだろう。生きるのが嫌になるんだろう。愚痴でもいい、ぼやきでもいい、不平不満でもいい、「黙る」よりは。

何かを発し続ける、誰にともなくサインを出し続ける。運が良ければ誰かがレシーブしてくれる。もしかしたら私がレシーブする側かもしれない。上手くいけばお互いにレスポンスできる。

「生きてるかー?」「生きてるぞー」これだけで、ちょっとは救われる。だから、「黙る」のはやめよう。それだけで、ちょっとは生きる気になる。

https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakatoshihide/20190704-00132865/