備忘録25(2017.06.16)

共謀罪新設を「急ぐ根拠」、憲法改正(正しくは憲法廃止)の「時期的なメド」…

日本のアスリートやスポーツ関係者たちは、東京オリンピックパラリンピックがここまで醜悪な「ダシ」に使われていることに対して、怒りを覚えないのだろうか。

思えばアベの「(福島原発は)アンダーコントロール」発言に象徴されるような、「東日本大震災からの復興アピール」という欺瞞に満ちた招致合戦を繰り広げていた頃から、個人的には東京オリンピックパラリンピックなんか開催されなければいいと思っていたが、ここにきてその考えはより一層強くなった。

「ビジネスの祭典」に成り下がるぐらいならまだしも、ベルリンオリンピックよろしく政治的プロパガンダに利用され、あまつさえ「憲法改正(廃止)に相応しい年」などという、この上ない「不名誉の象徴」として歴史に刻まれることになるかもしれない「恥晒しの祭典」--2020年、東京オリンピックパラリンピック