備忘録105(2020.04.12)

SNSで政府や自治体の対応を批判したり、医療従事者や宅配スタッフなどへの心ない差別を止めるよう呼び掛けたり、自身の窮状を訴えたりすること、そうした誰かの発信をリツイートして拡散したり「いいね!」することで共感を示すこと…これらも歴とした「今、私たちにできること」の一つであることを忘れないようにしたい。

「私一人が一言呟いたからって、どうせ何も変わらない」と諦める必要はないと思います。その「一言の呟き」「一回の『いいね!』タップ」が、「ネット世論」という大きなうねりとなって、社会や人々の行動に大きな影響を及ぼすことは言わずもがなです(もちろん影響の良し悪しはあるけれど)。

「ノイジーマジョリティ」を形成して、行政の施策を改善させたり、差別や偏見の助長を食い止めることもまた、手洗いや手消毒、外出自粛や社会的距離の確保に粛々と取り組むのと同じぐらい、この危機による被害を最小限に抑えるためにに必要なことだし、可能なことです。

私たちは、もっと怒っていいし、もっと叫んでいいんです。