備忘録62(2018.07.26)

仮に、子どもを産まないこと、カネを稼がない(税金を納めない)ことを「生産性無し」の基準として、LGBTや障害当事者、生活保護受給者などを完全に社会から排除したとしても、その後に訪れるのは新たな「生産性無し」の基準・定義・枠組み作りだけ。そうして永久的に排除対象者を「再生産」し続けるわけね。

社会の構成員をどんどん排除していって、たとえ人類がAさんとBさんの2人だけになったとしても、「私とあなたとを比べたら、あなたのほうが生産性が低い!なので、あなたはこの世からいなくなるべきだ!」と言い続けるわけね。はいはい。

「生産性」とやらを根拠に社会の構成員を限定しようとすると、最終的にそうならざるを得ないということが、何故分からないのか。ちったぁ考えろよ、植松、杉田、その他の彼/彼女の言説に共感する人たちよ