備忘録60(2018.07.18)

え、「コミュ力(コミュニケーション能力)」って、「その場に波風を立たせない能力」のことだったの??私はてっきり「対話(ダイアローグ)能力」のことだと思っていました。その場に対立関係が生まれるとか生まれないとか、そういう結果に関係なく、対等な立場で意思疎通できることだと思っていたのに、それは勘違いだったわけですか?なんと…。

え、だとしたら最近の若者世代に重視されているその「コミュ力」って、別に真新しいものでもなんでもなく、昔から連綿と受け継がれてきた、日本人特有の?「空気を読む力(病)」のことですやん。なんじゃそりゃ…。

そういうことか…。「野党がだらしいない」とよく言われますが、国会の様子を見れば、まともなことを言ってるのが野党で、質問にちゃんと答えなかったり、時間稼ぎに意味不明なことを喋ってるのが与党っていうのは誰が見ても明らかなわけで、これはそういう国会の模様をきちんと伝えないメディアの責任だと思ってたけど、そうじゃなかったのね。

つまり、そもそも与党と「対立する」、与党を「批判する」ことを通じて「波風を立たせ続ける」っていう野党の立ち位置そのものが嫌われていると…。「対立=ネガティブなもの」って、そんな単細胞な連中が「若者」のメインストリームなのだとしたら、ほんとに終わっとるやん、日本。

そら、もうあかんわ。

gendai.ismedia.jp