備忘録43(2018.05.21)
その場の空気=同調圧を意に介することなく、「まともなこと」を言う人が、空気=同調圧に飲み込まれた人たちから「ウザがられる」構図は、日常のそこかしこに。
ここでの「ウザがる」も紛れもなく「知性に対する攻撃行為」であって、「まともなこと」を言う人・考えている人に相当な徒労感や疲労感を与えて言動を封じ込めにかかる。
問いに一つとしてまじめに答えず、ナンセンスな対応を続けていれば、問う側が「知性的であること、論理的であること」にしだいに無力感を覚えるようになって、言葉を発する意欲そのものを失うことを政権はめざしているのだと思います。国内的にはそれで「知性を重んじる連中」を撃破できるでしょう。 https://t.co/JsRHcCjXwk
— 内田樹 (@levinassien) May 18, 2018