備忘録1(2016.02.21)
業種を問わず、ワークとライフの「バランス」を求める人種を「勤め人」と呼び、ワークとライフの「一体感」を求める人種を「職人」と呼ぶ。
前者にとってライフは「private」、後者にとってライフは「private+public」
privateの独立不可侵性を信じて疑わない「勤め人」に対して、privateとpublicの相互乗り入れを自然なものとして受け入れる「職人」には、どこか「しなやかさ」がある。
その「しなやかさ」は、publicという器に受け止めてもらうことでprivateが成り立っていると考える「謙虚さ」に由来するのか、あるいは公私混同ならぬ“公私渾然”の中にこそ“伸び代”を見出だす「したたかさ」から来るものなのか…。
いずれにせよ、どうせ仕事をするなら、業種を問わず、私は「職人」になりたいと思う。