備忘録48(2018.06.09)

映画やドラマ作品のめちゃめちゃ荒削りな括り方の一つとして、【一匹狼系】と【チームワーク系】というのがあるとする。

今のクールだと「ブラック・ペアン」を毎週見ているのだけれど、医療系TVドラマだと、前者は「ブラック・ペアン」とか「ドクターX」とか…。後者は「コード・ブルー」とか「医龍」とか…?

どっちの系統も、琴線に触れるものがちゃんとあって、「何が」そうさせてるのかなと考えを巡らせてみると、例えば「一人(の人間)」というものが持つ両価性?にグッと来るのかなと思ったりしています。

「人間は“一人”では何事も成し遂げられない」

でも同時に…

「“一人”からしか何事も始まらない」

この「一人」のアンビバレントな感じが【一匹狼系】も【チームワーク系】も人の心を掴む重要な要素になっている気がします。ていうか、逆にアンビバレントな要素の無い作品は、そもそも人を惹き付けたりできないか?そりゃそうか…。